誰でも弾ける!バイオリンの魅力と特徴 
スクールと独学についても解説

バイオリンの魅力や特徴について詳しく紹介しています。また独学とスクールのメリット、デメリットなども細かく解説しており、バイオリンをこれからやろうと考えている人は必見です。

バイオリンはマンガやドラマでも、たびたび登場する有名な楽器の1つです。しかし同時に「難しくて高い楽器」というイメージもついてしまっています。ですが実際は、世間のイメージほど敷居の高い楽器ではなく、親しみやすい楽器の1つです。ここではそんなバイオリンの魅力や特徴について詳しく解説していきます。スクールと独学のメリット、デメリットについても解説していますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

バイオリンはどんな楽器?

バイオリンとは

バイオリンの分類は弦楽器で、仲間にはチェロやコントラバスがあります。元々上流の楽器ではなく、広く民衆に親しまれている庶民的な楽器でした。音色の華やかさなどからオーケストラにも取り入れられるようになり、今でも主線のメロディーを弾いていることが多いです。

バイオリンは「完成された楽器」とも言われ、1550年頃に改良の余地がないとされるほど完全な状態で、突如として誕生したと言われています。現代までに加えられた改良もごくわずかで、バイオリンの先祖とされる楽器に比べても当時から完成度が高かったそうです。

バイオリンが人気の理由

バイオリンが人気の理由はいくつかありますが

・音色がきれいなこと
・フォルムが芸術的

の2つをここでは紹介します。

まず音色がきれいなことについてです。華やかな音色はバイオリンが世代問わず人気を集めている要因の1つです。またバイオリンの音色は人の声に近いと言われています。実際、人の耳に馴染みやすく長時間聴いても疲れにくいです。

次にフォルムが芸術的なことについてです。バイオリンはその美しい流線型のフォルムが絵になると言われ、その見た目だけで専門のコレクターまでいるほど人気です。また演奏中の姿も美しいので、昔からバイオリン奏者をモデルとした絵画も多いです。

バイオリンの魅力とは?

バイオリンは難しくない

バイオリンは難しいものと思われがちですが、そんなことはなく意外とすぐ弾けます。基本は「押さえて、こする」なのでこれさえ覚えていれば大丈夫です。もちろん練習は必要ですが、練習していると初心者でも驚くほどすんなりと音が出ます。その後は、左手の位置と右手の弓のコツさえ掴めば上達は早いです。まずはチャレンジしてみましょう。

演奏ジャンルにしばられない

バイオリンは演奏ジャンルにしばられないので、自分の好きな曲を演奏できます。クラシックで使われる楽器、というイメージが強いバイオリンですが、実はポップスやロック、ジャズやアニソンまで演奏できます。最近ではバイオリン奏者の所属するロックバンドも出てきています。

バイオリンの特徴

バイオリンは携帯性に優れている

バイオリンは400グラム程度しかないので携帯性に優れています。本体も小さく電車などで持ち歩いても邪魔になりません。こうした特徴があるため、景色の良いところへ持ちこみバイオリンを楽しむ人もいます。

バイオリンの音域は広い

楽器にはオクターブと呼ばれる音域があり、出せる音域が決まっています。例えばピアノなら88鍵で約7オクターブの音域ですが、バイオリンは弦4本で4オクターブ以上の音域が演奏可能です。これはピアノの半分以上の音域であり、他の楽器と比べてもかなり広い音域を誇っています。

スクールと独学どちらがおすすめ?

おすすめはスクールです。講師に楽譜の読み方、バイオリンの弾き方など1から教えてもらえるので、独学より圧倒的に早くバイオリンを弾けるようになります。しかし、もちろんスクールと独学の双方に異なったメリット、デメリットがありますので、順に詳しく解説していきます。

スクールのメリット

・楽器をレンタルできる
・構え方や演奏を見てもらえる
・アドバイスがもらえる

スクールに通うのであれば、楽器はレンタルできることが多いので買わずとも、良い楽器で練習ができます。バイオリンをある程度教わってから購入に踏み切れますし、講師の方におすすめのバイオリンや楽器屋が聞けることもありメリットは大きいです。

次に構え方や演奏を見てもらえるということについてです。バイオリンには正しい構えがあり、きれいに構えなければ力が入りすぎたり、角度が合わなかったりと上手く弾けません。さらに一度構え方に変なクセがつくと矯正も難しくなります。なので初めは特にスクールに通うことをおすすめします。

最後にアドバイスがもらえることについてですが、初めのうちは音の良し悪しや、正しく弾けているのかなど、全く分からないです。講師を手本にできれば自分との違いが分かりますし、どこがおかしいのか、何が足りないのかなどが具体的になり、圧倒的に上達速度が速くなります。早く弾けるようになりたい人や上手くなりたい人はスクールに通うことをおすすめします。

スクールのデメリット

・レッスン費用がかかる
・スクールまで移動しなければならない

スクールにもデメリットはあります。まずその1つがレッスンには費用がかかるということです。費用に見合ったレッスンを受けられるかなど、初めは不安だと思います。なのでまずは体験レッスンを受けて考えてみると良いと思います。

次にスクールまで移動しなければならないということです。人によっては車を使うかもしれませんし、電車で移動が必要かもしれません。なのでどうしても手間はかかってしまいます。全く時間が取れない場合、スクールに通うのは難しいかもしれません。

独学のメリット

・スキマ時間に取り組める
・費用がかからない

独学の一番のメリットはスキマ時間に練習できることです。仕事が忙しい人や不定期にしか時間が取れない人におすすめです。またスクールなどに足を伸ばす必要がないため移動時間もないです。スケジュール調整なども必要ないので自分のペースで気軽にできます。

次に費用面ですが、スクールに通ってレッスンを受けないため比較的安く済みます。バイオリンは1万円台から入手が可能なので、楽器代以外に全くお金を使いたくない人や安く済ませたい人にも独学はおすすめです。

独学のデメリット

・上達に時間がかかる
・弾ける人からアドバイスがもらえない

上達に時間がかかるということですが、知識を得るためにインターネットで調べたり、Youtubeで動画を確認したり、と正しいことを知り練習するまでに時間がかかってしまい、上達が遅れていきます。そして段々と練習時間が少なくなりやめてしまう人は多いです。そうならないためにもスクールに通うことをおすすめします。

次に弾ける人からアドバイスがもらえないということですが、全身鏡を使い自分で姿を確認しても正しい姿勢なのか、弓の角度が間違っていないかなどは意外とわかりません。また音程が正しいか、楽譜通り弾けているのかなども最初のうちは自分ではわかりません。なので正しいことを学んで、ある程度のレベルに達するまで独学はおすすめできません。

まとめ

バイオリンの魅力や特徴など、その良さの一端でも伝えられていたらうれしいです。バイオリンは姿勢や角度に気を遣う繊細な楽器です。素敵な音色で演奏できるようになるには、時間と正しい練習が必要です。バイオリン教室ミナトでは無料でのレンタルや体験レッスンもしています。まずは体験レッスンで実際にバイオリンに触れて、その良さや音が出た時の高揚感を体感してみて下さい。